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特設ページ(平成30年8月開設)

New! 第2版を掲載しました(令和2年9月)

 

 令和2年9月発行の「第2版」は、こちら 
第2版は、第1版と増補版を合わせて編集しました。
第1版をお持ちの方は、増補版をダウンロードしてください。
 

第2版・巻頭言より

子どもたちの学びを保障するための支援を
 
 読みや書きに困難さを抱えている子どもたちの早期からの適切な支援の必要性について,ようやく学校現場でも認知されるようになってきました。また,合理的配慮について,ご本人やご家族,そして学校がご一緒に考え合う機会も少しずつ増えてきているように思います。支援者はまず,その子どもたちやご家族の心情に耳を傾けることがとても大切です。子どもたちの学びに向かう力を大切にし,学びを保障するために何ができるのか,チームで真剣に向き合っていただけることをお願いします。
 さて,先般,多くの皆様のご協力やご助言をいただいて,福井県特別支援教育センターが平成30年7月に「読みや書きに困難さがある児童生徒に対するアセスメント・指導・支援パッケージ 第1版」を発刊しました。そして,当センターのホームページに掲載しましたところ,1年半の間に9000回の閲覧,5000回近くのダウンロードをいただきました。識者の方々から好評もいただき,全国の多くの方々にご活用いただいていますことに深謝申し上げます。
 このたび,さらに新しい情報や実践を加えたものを発刊する運びとなりました。特に,ICT関係はさらなる進化によって,読み書きの困難さがあっても子どもたちの学ぼうとする力や学びを保障することに結びつけて取り組めるものが増えてきました。これらが当たり前に学校現場で活用されることを願っています。また,事例も掲載しております。作成にあたり,今回も関係する多くの皆様にご協力やご助言をいただきましたことに厚く御礼申し上げます。
 福井県特別支援教育センターでは,子どもたちの読みや書きの困難さのアプローチと共に,どのようにしたら,あるいは何を補えば授業や活動への参加状況を高めることができるのか,「読みたい」「書きたい」「できるようになりたい」という子どもの気持ちに寄り添い,学習意欲を支えながらどのように学びを保障できるのかと考えてきました。さらに,子どもたちの言語活動全体を高める活動の積み重ねも必要であると思っています。これからも一人一人の子どもたちの声を聴きながら,一人一人に合った支援方法や合理的配慮を共に考え,実践を重ね,各学校にモデルケースをつくっていきたいと思っています。そして,子どもたち自身にも「こういう支援があったら学びやすいよ」と伝えられるようになってほしいのです。まだまだ苦しんでいる子どもたちやご家族がおられます。理解や支援の輪がもっと早く大きく広がっていき,必要な支援が当たり前になされる共生社会になってほしいと思います。

 令和2年3月                                                           
福井県特別支援教育センター   所 長  西 尾 幸 代 
 
第2版公開用
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 令和2年3月発行の「増補版」は、こちら 
 
  増補版に掲載した主な新規コンテンツ



(1)基本的知識  (北海道大学 関 あゆみ 先生)

(2) 教科書関連の情報

  ・学習者用デジタル教科書の制度化(文部科学省)   ・学習者用デジタル教科書(光村図書,東京書籍)
  ・ペンでタッチすると読める「音声付教科書」     ・音声教材BEAM
  ・総ルビ教科書(光村図書、東京書籍)  


(3)教材やアプリ,実践事例の紹介

  ・漢字サポートROM(青葉出版の教師用付録)    ・スマイル式プレ漢字プリントの実践例
  ・「ディスレクシア音読指導アプリ」 の活用例     ・ノートアプリの活用例
  ・アプリ「 Yomiwa JP Dictionary (多言語辞書)」   ・アプリ「 Office Lens (オフィスレンズ)」

(4)合理的配慮関係の情報
  ・「大学入試センター試験」で配慮を受けるには?   ・「電気工事士試験」で配慮を受けるには?
  ・読字障害のある生徒に対する中学校・高校における5年間の支援事例
  ・タブレットPCを使って読み書きを楽に楽しくするために(東京大学 平林 ルミ 先生)

 
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 平成30年7月発行の「第1版」は、こちら   
 

巻頭言より

 福井県特別支援教育センターで受ける教育相談のうち,学習面を含む相談は4割を占めています。私たちが出会う,学習意欲を著しくなくしている児童生徒のなかに,低学年の頃,ひらがなやカタカナの習得が難しかったり,書くことに人の何倍も時間がかかっていたりしたというエピソードを聴くことが多いのです。知的に発達の遅れはないものの「読み書き」に困難さがある児童生徒や「読み書き障害」や「限局性学習症」と診断がある児童生徒がそこに含まれています。
 おしゃべりはとても上手,発表もできる,しかし,学年相当の漢字がほとんど書けない,音読が苦手,ノートに写せないといった書字や読字に対する困難さや記憶力の弱さを抱えています。その状態像も一様ではありません。しかし,その状態像に対して十分な理解と適切な対応がなされないままに,「どうして分からないの?」「本気で勉強しないから」「なまけている」「このままでは立派な大人になれない」というような周りからの評価を繰り返し受けてしまう子どもたちがなかにはいます。ご本人も「なぜ人と同じように読んだり書いたりできないのか」「努力しているのになぜできないのか」と自尊感情を著しく低下させ,学習そのものへの意欲どころか,学校生活を送る意欲さえ失ってしまうこともあります。
 その支援方法がまだまだ確立されていないなかで,ようやく近年,それに関する情報が多く得られるようにもなってきました。
 当センターでは,そのような児童生徒の早期発見や適切な支援方法について,組織として力量形成していこうと,平成28年度後期から平成29年度全期にわたり,そのアセスメントの方法や合理的配慮,有効な指導法や教材(ICT)等について十数回にわたり,事例も交えながら所内研修を行ってきました。
 それらの内容をできる限り分かりやすく,多くの方々にお伝えしようと,このたび「読みや書きに困難さがある児童生徒に対するアセスメント・指導・支援パッケージ」を作成し,各学校や関係機関等に配付することにしました。是非,読み書きに対する困難さの早期発見・早期支援の一助として御活用いただき,児童生徒の「学びたい」「分かった」という学習意欲を大切にした支援や適切な合理的配慮がなされますことを願っています。なお,本冊子にまとめた情報は現時点での情報であり,支援や配慮の事例はあくまでも例示であります。今後も新しい情報にアンテナを高く持ち,子どもたち一人一人に合った支援方法や合理的配慮を共に考え,実践を積み上げていきましょう。
 この冊子を作成するにあたり,関係する多くの皆様に御協力や御助言いただきましたことに厚く御礼申し上げます。
 平成30年7月       
福井県特別支援教育センター   所 長  西 尾 幸 代 
 
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